†続†黒いスーツの王子様

修二くん…よっぽどこのおはぎが好きなんだ〜

でも、確かに美味しいおはぎだったな♪




「あのう…お手洗いは?」


私はお茶を置き、立ち上がる。



「ああ〜それながら廊下出て右だよ!」

「ありがとうございます」


私はリビングから出て、トイレを済ませた。




トイレを済ませ手を洗い、リビングに戻ろうとした時…


ん・・・?

トイレの向かいの部屋が開いている。
チラッと部屋を覗くと…そこには、立派な仏壇が飾られていた。


この部屋は和室なんだ・・
畳のいい匂いがする……


「トイレは終わったかね?」

「―――!」


すると、祐輔のおばあちゃんがやって来る。



「あ、スミマセンっ!勝手に部屋覗いちゃって…(汗)」

「アハハ、いいんだよ〜お父さんたちに、お線香あげていっておくれ・・」


お父さん…たち?

おばあちゃんはその和室に入り、仏壇の前へ座った。
私も和室へ入り、おばあちゃんの隣に正座して座った。

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