「…つーか、俺と希は別にばあちゃんちに遊びに行く訳じゃねぇぞ!?結婚するから、挨拶に行くんだ!だからお前は邪魔なんだよっ」


“結婚”・・・

その言葉にちょっとドキドキする…



「いいじゃねぇかよ〜お前のばあちゃんは、俺のばあちゃんみたいなもんなんだから…それに俺も二人の結婚の門出を祝たいしなっ」

「………ったく(汗)」


私は、二人の会話にまたクスクスと笑った。


祐輔のおばあちゃんて、どんな人だろう……

ちょっと緊張するな・・








……………
………


30分後。


祐輔の車は小さいけれどおしゃれで、きれいな一軒家の駐車場へ入った。


ここが祐輔のおばあちゃんち?かわいいお家…

お庭も小さいけど、花がたくさん置いてある・・





「あ!おばあちゃん♪」

―――!

車から降りてきた修二くんが、お庭の中に入っていった。

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