まだ飲むのっ!?

シャンパン1本空けて…ワインも1本空けて……どんだけ酒乱なのさ(汗)


ボーイはそのワインボトルを丁寧に開け、私と祐輔のグラスにそそいだ・・・




「じゃ、とりあえず乾杯〜」


グラスを私に近づける祐輔。

私もグラスを持ち、祐輔のグラスにカチンと当てた。


グラスに入ったワインを一口飲んでみる。

……おいしいっ



「飲みやすいね♪ちょっと甘い感じっ」

「…だろうな(笑)」

「え……?」

「このワイン。お前が生まれた日に作られたワインなんだ…」

「――――!!」


私が‥生まれた日!!?


グラスを置き、ワインボトルをみてみると…ラベルに書かれた製造日は、確かに私の生年月日と一緒だった・・




「飲みやすくて…甘い・・まさにお前って感じのワインだろ?(笑)」

「祐輔……これって・・?」

「それ・・・プレゼント。」


祐輔が私の目の前を指差す。

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