†続†黒いスーツの王子様

「ノンちゃん。ちょっと聞いて聞いてっ!」


ホスト数人が希に愚痴を聞いてもらいたくて群がる。

いつもの光景だ…



俺は気にもしてないような態度で、自分のディスクに座りタバコに火をつけた。


ホントはおもしろくねーけど‥
これも仕事だ←






――♪♪―♪


すると、ポケットから俺の携帯の着信音が鳴った。


俺はポケットから携帯を出し、ディスプレイで電話をかけてきた相手を見て1秒止まったあと、通話ボタンを押し耳にあてる。





「……はい。」

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