「…も、もう着いたから手…離して…」 恥ずかしいし… 周りからすんごい冷やかされてるし… 「だってお試しでもカレカノですよ〜?教室まで送ります!」 「ムリ〜!!」 「ほらほら行きますよ?」 頑張って力ずくで航介くんを引っ張る私を軽々と押してゆく。