「…どこで寝るの…?」 嫌な予感がしながらも一応聞いてみる。 「ほかに部屋がないから晴奈の部屋でいいわよね?」 シレッとした顔で言う悪魔。 いや…お客さん用の部屋があるんですけど… 「でっでも!「もう寝る準備してらっしゃい」 「………はい」 悪魔になると逆らっても体力の無駄だということを学習済み。 素直に部屋へ行く。 「いくら晴奈ちゃんが可愛いからって襲っちゃだめよ~」 航介くんのお母さんが余計なひと言を残して。