龍×蝶＝愛!?

気付いたらあたしの身体は宙に浮いていた。そしてバイクにストンと降ろされた。






「じゃあ行こうか。しっかり掴まって。」






「うん・・・」






突然抱き上げられて頭はパニック状態。それに好きな人がすぐ目の前にいるから余計頭は真っ白。






あたしは嵐君の腰の辺りに軽く掴まった。







「危ないからもっとしっかり掴まって。」






そう言い嵐君はあたしの腕を掴み自分のお腹の前で固定させた。