龍×蝶=愛!?

「凜ちゃんー起きてーー。帰ろーーー。」





彩に起こされて初めて放課後になってる事に気付いた。





「んーン」





あたしはまだ起きてない頭のままで、帰り支度をして彩と靴箱まで歩いた。





靴を履き替え『さぁ帰ろう』と門の方へ体の向きを変えた。





「へっ!?」




「どうしたの、凜ちゃん?」




突然変な声を上げたあたしに彩が不思議そうに話しかけて来た。