龍×蝶=愛!?

唇が離れた頃にはあたしの息は上がっていた。
おまけに体の力も抜けて慎に支えられている状態。






そんなあたしを見て慎はフッと笑みを零すと、あたしを軽々と持ち上げお姫様抱っこをした。





「ちょっ、慎。」






お姫様だっこは恥ずかしいよ。顔を真っ赤にするあたしに、





「黙ってろ。」





そう言ってキスを落とす。