羞恥心に耐えること数分──。
陸の行為が終わりました。
「杏」
「はい……」
真っ赤だけど、名前を呼ばれたから……顔を上げる。
「俺はもう気にしてねぇから。まぁ、最初はちょっとショックだったけどな」
そう言って、ポンポンと頭を撫でられた。
「ごめんなさい」
「もういいよ。つーか、謝るってことは……」
陸の中であとに続く言葉に、コクリと頷いて……視線を合わせる。
「彼氏が陸なんだってこと……周りに言っていいよ」
女同士の争いに巻き込まれたって……もう気にしない。
ぜ〜んぶ戦ってやるもん。
イジメられたって、陸の隣に別の女の子がいるよりいい。
……大学内じゃ、みんなの王子様なんだろうけど。
ふたりっきりの時は、あたしだけの彼氏だし!
陸の行為が終わりました。
「杏」
「はい……」
真っ赤だけど、名前を呼ばれたから……顔を上げる。
「俺はもう気にしてねぇから。まぁ、最初はちょっとショックだったけどな」
そう言って、ポンポンと頭を撫でられた。
「ごめんなさい」
「もういいよ。つーか、謝るってことは……」
陸の中であとに続く言葉に、コクリと頷いて……視線を合わせる。
「彼氏が陸なんだってこと……周りに言っていいよ」
女同士の争いに巻き込まれたって……もう気にしない。
ぜ〜んぶ戦ってやるもん。
イジメられたって、陸の隣に別の女の子がいるよりいい。
……大学内じゃ、みんなの王子様なんだろうけど。
ふたりっきりの時は、あたしだけの彼氏だし!


