地味子の秘密 其の五 VS闇黒のストーカー



「零、さっきも食べたのに……まだ食べるの?」


呆れた表情で、愛しい存在を見つめているのは、西国くんで。


「はー今日もアイドル女の稽古か……」


ため息交じりに行っているのは、会長。


「茅那ちゃん来るの? 私もおろちの家に行きたい!」


キラキラと目を輝かせて、八岐大蛇を見ているのは、繭ちゃん。


「蓮が茅那ちゃんに落ちるまで、あと1ヵ月だね! みんなで賭けようよ!」


そんなギャンブル的なことを言って、会長をおちょくっているありさちゃん。



みなさん、集合されました。


あーぁ。陸に言いたいことあったのに。


タイミング逃しちゃった。


なんて思っていると。



「杏樹~? あら、皆さん来てるのね?」



なんでか、今日は家族までやってきた。



相変わらず仲のいい両親と、その後ろにじいちゃんがいて。



さっきまで静かだった病室は、一気に騒がしくなった。






あ、やっぱりさっきの言葉、訂正!



あたしは、このみんなといつまでも、笑って入れたらいいな。



1番は、陸の隣がいいけどさ。





みんなと過ごす日々も、いいよね?