顔を柚莉の方へ向けると……。
「ヒィッ!!」
思わず悲鳴を上げる。
だって……に、睨まれてます!!
な、なんで!?
「杏樹? どういうことかしら?」
「はへっ?」
柚莉さんの問い掛けが理解出来ずに、首を傾げた。
あたしの表情を見た柚莉は、大きなため息をつく。
「……彼と付き合ってること、周りに言ってないの?」
「……あっ」
そ、そういう質問だったんですか……。
あたしが陸の彼女であることは……大学内じゃ、会長と零ちゃんしか知らない。
「はい……誰も知りません」
小さな声で俯きがちに答えた。
「はァ!?」
「あひぃっ……!!」
さらに睨まれて、変な声が漏れてしまう。
「どうしてよ!」
「……」
怖いよっ、柚莉さん!
睨みの迫力にビビりながらも、ポツリポツリと交際を秘密にしている理由を話した。
「ヒィッ!!」
思わず悲鳴を上げる。
だって……に、睨まれてます!!
な、なんで!?
「杏樹? どういうことかしら?」
「はへっ?」
柚莉さんの問い掛けが理解出来ずに、首を傾げた。
あたしの表情を見た柚莉は、大きなため息をつく。
「……彼と付き合ってること、周りに言ってないの?」
「……あっ」
そ、そういう質問だったんですか……。
あたしが陸の彼女であることは……大学内じゃ、会長と零ちゃんしか知らない。
「はい……誰も知りません」
小さな声で俯きがちに答えた。
「はァ!?」
「あひぃっ……!!」
さらに睨まれて、変な声が漏れてしまう。
「どうしてよ!」
「……」
怖いよっ、柚莉さん!
睨みの迫力にビビりながらも、ポツリポツリと交際を秘密にしている理由を話した。


