あたしの病室は個室で、広い室内には談話なども出来るソファーやテーブルがある。
毎回、そこに陸は腰を下ろし……あたしを膝の上に乗せる。
今日も、いつも通り……陸の膝の上に乗って、ネクタイをいじりはじめた。
最近の遊びは、陸のネクタイをあたしが結び直すこと。
ネクタイってさ、自分では高校3年間結んできたんだけど……人のを結ぶのって、難しいの。
左右どっちに巻くのとか、わかんなくなっちゃうんだよ。
――シュルシュル……
緩めていた陸のネクタイを解き、もう一度、首にかけるところから始める。
「今日はできんのか?」
――コ……クン……
自信なさげに頷いたあたしを見て、ヤツは笑った。
が、がんばります!
と、意気込んで、やってみるものの……。
「はーい時間切れ」
――ガーン!
イメージで言うと、大きな石があたしの頭に直撃してきたような気分。
本日も、できなかった……。
陸が自分で結び直し、キュッと締めた。
毎回、そこに陸は腰を下ろし……あたしを膝の上に乗せる。
今日も、いつも通り……陸の膝の上に乗って、ネクタイをいじりはじめた。
最近の遊びは、陸のネクタイをあたしが結び直すこと。
ネクタイってさ、自分では高校3年間結んできたんだけど……人のを結ぶのって、難しいの。
左右どっちに巻くのとか、わかんなくなっちゃうんだよ。
――シュルシュル……
緩めていた陸のネクタイを解き、もう一度、首にかけるところから始める。
「今日はできんのか?」
――コ……クン……
自信なさげに頷いたあたしを見て、ヤツは笑った。
が、がんばります!
と、意気込んで、やってみるものの……。
「はーい時間切れ」
――ガーン!
イメージで言うと、大きな石があたしの頭に直撃してきたような気分。
本日も、できなかった……。
陸が自分で結び直し、キュッと締めた。


