ハァ……と大きなため息をつく。
すると。
「あーちゃん……どうしたの?」
「え?」
「顔が真っ青だよ?」
「っ……」
繭ちゃんが座ってたイスから離れ、あたしのところへ来てクイクイと服の裾を引っ張ってる。
顔色が悪いことを心配してくれているようだ。
「ううん、何でもないよ」
こんなに小さな繭ちゃんにまで、心配かけちゃいけない。
繭ちゃんを抱き上げて膝に乗せた。
ぺたぺたと頬を触られる。
「だいじょーぶ?」
「うん、全然平気」
問い掛けに、ニコッと微笑んで見せた。
繭ちゃんのサラサラな黒髪を撫でる。
最近……陸に頭撫でてもらってないなぁ。
ちょっぴり甘えたいなぁ……。
繭ちゃんを見ながら、そう思っていると。
「杏樹」
柚莉から呼びかけられた。
すると。
「あーちゃん……どうしたの?」
「え?」
「顔が真っ青だよ?」
「っ……」
繭ちゃんが座ってたイスから離れ、あたしのところへ来てクイクイと服の裾を引っ張ってる。
顔色が悪いことを心配してくれているようだ。
「ううん、何でもないよ」
こんなに小さな繭ちゃんにまで、心配かけちゃいけない。
繭ちゃんを抱き上げて膝に乗せた。
ぺたぺたと頬を触られる。
「だいじょーぶ?」
「うん、全然平気」
問い掛けに、ニコッと微笑んで見せた。
繭ちゃんのサラサラな黒髪を撫でる。
最近……陸に頭撫でてもらってないなぁ。
ちょっぴり甘えたいなぁ……。
繭ちゃんを見ながら、そう思っていると。
「杏樹」
柚莉から呼びかけられた。


