「は……?」 そのことに驚いたのは、あたしだけじゃなくって……橘も。 「どうなってんだ?」 ヤツはキョロキョロと、まわりを見渡す。 何が起こったの? つむっていた目を開けて、あたしも倉庫内を見直した。 その時。 ――ガシャ―――ン! 倉庫の入り口で、誰かがドアを開けたような音がする。 「え?」 橘が、茫然とした目で……呟いた。 そこには―――。 「橘 修平! そこまでだ」 大勢の警察官がいて……じいちゃんたちや陸の姿があったんだ。