たしかに、キツイ。
「すいません。ちょっと休ませてもらいます」
――ペコッ
お袋さんに頭を下げた。
「いいのよ」
フッと笑った彼女は、俺に背を向けてリビングの方に帰って行く。
それを見届けて、俺は階段のある方へと向かい、上った。
――ガチャ……
杏の部屋の入り口を開け、中に入る。
プレゼントの入っていた箱がなくなり、元の広かった部屋がそこにはあった。
そんな部屋で、スペースを独占しているものと言えば……閻魔大王の巨大なぬいぐるみだろう。
「やっぱデカいよな」
自分が買ったというのに、改めて見ると……やはりデカい。
――ギシッ
杏のベッドに寝転び、閻魔大王を眺めた。
この場に杏がいたら。
『うわっ……閻魔大王同士が見つめあってる……』とか言いそうだな。
自分の想像に、ククッと笑って……仰向けになり、腕を顔の上に乗せる。
「杏、絶対に無事でいろよ……」
絞り出すような声で言って、目を閉じた。
――ブーッ……ブーッ……
ジーンズのポケットに入れていたケータイがマナーモードで震える。
その振動で、起きた。
「すいません。ちょっと休ませてもらいます」
――ペコッ
お袋さんに頭を下げた。
「いいのよ」
フッと笑った彼女は、俺に背を向けてリビングの方に帰って行く。
それを見届けて、俺は階段のある方へと向かい、上った。
――ガチャ……
杏の部屋の入り口を開け、中に入る。
プレゼントの入っていた箱がなくなり、元の広かった部屋がそこにはあった。
そんな部屋で、スペースを独占しているものと言えば……閻魔大王の巨大なぬいぐるみだろう。
「やっぱデカいよな」
自分が買ったというのに、改めて見ると……やはりデカい。
――ギシッ
杏のベッドに寝転び、閻魔大王を眺めた。
この場に杏がいたら。
『うわっ……閻魔大王同士が見つめあってる……』とか言いそうだな。
自分の想像に、ククッと笑って……仰向けになり、腕を顔の上に乗せる。
「杏、絶対に無事でいろよ……」
絞り出すような声で言って、目を閉じた。
――ブーッ……ブーッ……
ジーンズのポケットに入れていたケータイがマナーモードで震える。
その振動で、起きた。


