その日の夕方。
大学が終わって、家に着くと……やっぱり届いている。
あのストーカーからの贈り物。
家に家族はいなくて、あたしひとりだった。
届いた箱を持って、自室に上がる。
バックなどを床に置いて、箱を開けた。
中に入っていたのは……シンプルなリボンがついたペタンコ靴。
それは、自分の横に置いて、もうひとつ中に入っている封筒を取り出す。
だけど、今日は……ちょっと封筒が大きかった。
普通の手紙とかのサイズじゃなくて、B5サイズの封筒。
「なにこれ?」
――ゴソゴソ……
封筒の中から、いつものラブレターを取りだし、内容に目を通す。
しかし。
封筒が違ったからか、ラブレターの内容も、少しだけちがっていた。
―――――――――――――――
杏樹。
俺は、君には滝本は似合わないと思っているんだよ。
ヤツより、俺の方が君にふさわしい。
その証拠に、これを送るよ。
この写真を……滝本に見せるんだ。
ヤツの話を聞いても、君はヤツを愛せるというかな?
早く、俺のところにおいで。
―――――――――――――――
「呼び捨てになってるし、この人」
昨日までは、『杏樹様』だったのが、今日は『杏樹』となっている。
というか、陸に写真を見せろって?
大学が終わって、家に着くと……やっぱり届いている。
あのストーカーからの贈り物。
家に家族はいなくて、あたしひとりだった。
届いた箱を持って、自室に上がる。
バックなどを床に置いて、箱を開けた。
中に入っていたのは……シンプルなリボンがついたペタンコ靴。
それは、自分の横に置いて、もうひとつ中に入っている封筒を取り出す。
だけど、今日は……ちょっと封筒が大きかった。
普通の手紙とかのサイズじゃなくて、B5サイズの封筒。
「なにこれ?」
――ゴソゴソ……
封筒の中から、いつものラブレターを取りだし、内容に目を通す。
しかし。
封筒が違ったからか、ラブレターの内容も、少しだけちがっていた。
―――――――――――――――
杏樹。
俺は、君には滝本は似合わないと思っているんだよ。
ヤツより、俺の方が君にふさわしい。
その証拠に、これを送るよ。
この写真を……滝本に見せるんだ。
ヤツの話を聞いても、君はヤツを愛せるというかな?
早く、俺のところにおいで。
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「呼び捨てになってるし、この人」
昨日までは、『杏樹様』だったのが、今日は『杏樹』となっている。
というか、陸に写真を見せろって?


