時は過ぎて、午後8時。
「ごちそうさまでした」
夕飯が終わって、ばあちゃんとおじさんに呼ばれた。
申し訳ないけど、真菜さんに片づけをお願いして、小さな巾着袋を持ち、ばあちゃんの部屋へと向かう。
平屋なので、廊下が長く……迷いそうになりながら、どうにか着いた。
「ばあちゃん、入るよ」
キレイに張られた障子の向こうにいるであろうばあちゃんに声をかけて、ゆっくりと開ける。
「杏樹ちゃん、座りなさいな」
ニッコリと笑うばあちゃんは、あたしに座布団を敷いた場所を勧める。
素直にうなずいて、畳のいい匂いがする部屋に入り、腰を下ろした。
「おぉ。来たか」
時を置かずに、叔父さんもやってきて、みんなでテーブルを挟んで向かい合う。
「私に頼みたいことがあるのよね?」
お茶の入った湯呑を両手で持ちつつ、あたしに話しかけてきた。
「うん」
コクンと頷く。
今回は、あたしだけの力では到底できないことだと判断したから、ここに来たんだ。
「なんだ?」
叔父さんが『話してみなさい』という顔をしたので、テーブルの上に、持ってきた巾着袋を置き、中身を出す。
「あら……」
ばあちゃんが驚いた顔をして、興味深そうにその中身を見つめた。
「なるほどね……」
あたしの行動を見ただけで、叔父さんは、今から話すことを理解した様子。
すごいな……さすが、陰陽師。
いや、あたしも一応陰陽師だけど、まだまだ経験浅いからね。
「ごちそうさまでした」
夕飯が終わって、ばあちゃんとおじさんに呼ばれた。
申し訳ないけど、真菜さんに片づけをお願いして、小さな巾着袋を持ち、ばあちゃんの部屋へと向かう。
平屋なので、廊下が長く……迷いそうになりながら、どうにか着いた。
「ばあちゃん、入るよ」
キレイに張られた障子の向こうにいるであろうばあちゃんに声をかけて、ゆっくりと開ける。
「杏樹ちゃん、座りなさいな」
ニッコリと笑うばあちゃんは、あたしに座布団を敷いた場所を勧める。
素直にうなずいて、畳のいい匂いがする部屋に入り、腰を下ろした。
「おぉ。来たか」
時を置かずに、叔父さんもやってきて、みんなでテーブルを挟んで向かい合う。
「私に頼みたいことがあるのよね?」
お茶の入った湯呑を両手で持ちつつ、あたしに話しかけてきた。
「うん」
コクンと頷く。
今回は、あたしだけの力では到底できないことだと判断したから、ここに来たんだ。
「なんだ?」
叔父さんが『話してみなさい』という顔をしたので、テーブルの上に、持ってきた巾着袋を置き、中身を出す。
「あら……」
ばあちゃんが驚いた顔をして、興味深そうにその中身を見つめた。
「なるほどね……」
あたしの行動を見ただけで、叔父さんは、今から話すことを理解した様子。
すごいな……さすが、陰陽師。
いや、あたしも一応陰陽師だけど、まだまだ経験浅いからね。


