そして、夜になり……杏のじいちゃんたちが病室へやってくる。
俺たちの状態を見て、額にシワを寄せた。
いや、俺に敵意を向けられても……杏からこうして来たんだし。
俺悪くねーよな?
膝の上から動くことのない杏。
抱っこされたまま、スヤスヤと、それはそれは……気持ちよさそうに寝てる。
その様子を見て、じいちゃんや親父さんは何も言わなかった。
せっかく目を覚ましたから、杏の好きにさせようと思ったんだろう。
「あらあら、陸くんだから安心しちゃって」
お袋さんが、杏を見てケラケラと笑う。
すると。
腕の中の杏が、もぞもぞと動き出し、目を開けた。
「ん……お父さん? じいちゃん?」
目をこすりながら、パチパチと瞬きを繰り返し、ふたりの名前を呼ぶ。
「「杏樹!」」
名前を呼ばれたじいちゃんたちは、コイツの顔を覗きこんで来た。
ちびちびとだが、水を飲んで寝たからか……顔の赤みは減っている気がする。
体がもっていた熱も、少しだけ引いたようだった。
「体は平気なのか?」
「うん」
親父さんの質問に、コクリと頷く。
「心配したんじゃぞ」
「うん、ごめんなさい」
じいちゃんの言葉に、軽く頭を下げて見せた。
杏の元気そうな様子を見て、ふたりは安堵の息を吐く。
俺たちの状態を見て、額にシワを寄せた。
いや、俺に敵意を向けられても……杏からこうして来たんだし。
俺悪くねーよな?
膝の上から動くことのない杏。
抱っこされたまま、スヤスヤと、それはそれは……気持ちよさそうに寝てる。
その様子を見て、じいちゃんや親父さんは何も言わなかった。
せっかく目を覚ましたから、杏の好きにさせようと思ったんだろう。
「あらあら、陸くんだから安心しちゃって」
お袋さんが、杏を見てケラケラと笑う。
すると。
腕の中の杏が、もぞもぞと動き出し、目を開けた。
「ん……お父さん? じいちゃん?」
目をこすりながら、パチパチと瞬きを繰り返し、ふたりの名前を呼ぶ。
「「杏樹!」」
名前を呼ばれたじいちゃんたちは、コイツの顔を覗きこんで来た。
ちびちびとだが、水を飲んで寝たからか……顔の赤みは減っている気がする。
体がもっていた熱も、少しだけ引いたようだった。
「体は平気なのか?」
「うん」
親父さんの質問に、コクリと頷く。
「心配したんじゃぞ」
「うん、ごめんなさい」
じいちゃんの言葉に、軽く頭を下げて見せた。
杏の元気そうな様子を見て、ふたりは安堵の息を吐く。


