会長は、今も生死をさまよってる。
あたしにだって、陸にだって、大切な友達でしょ?
例えば、ただの学部が一緒とかの人なら、絶対に使わないよ。
正直、どうなったって構わないし。
ケガ人に同情はするけど、それ以上にすることはないから。
でも、ケガしているのは会長なんだ。
「それでもダメだ。あの状態の蓮に、力を使ってみろ。今度はお前が、死ぬかもしれないんだぞ!?」
「わかってる!」
それでも、やりたいの。
このまま、ただ会長が弱っていくのを待っていられない!
陸を睨み返した。
力を使うことを陸に話したのは、この人にも覚悟していてほしいから。
あの場でやろうと思えば、すぐにできたけど。
あたし自身、息を引き取る可能性だってある。
陸の顔も見れないまま、話も出来ないまま逝くのはイヤだった。
「俺に、お前がまた倒れる場面を見ろというのか? この前の比じゃないだろ!?」
低くて、刺々しい声がホールに響く。
「ごめん。でも、これで死んでも後悔はないから。今やらなきゃ、絶対に後悔する」
「お前はよくても、俺はどうなる? 目の前で恋人に死なれて……平気だと思えんのか!?」
たぶん。
今まで見てきた中で、1番怒っている。
顔が本当に怖い。
自分の手をギュっと握って、拳をつくった。
あたしにだって、陸にだって、大切な友達でしょ?
例えば、ただの学部が一緒とかの人なら、絶対に使わないよ。
正直、どうなったって構わないし。
ケガ人に同情はするけど、それ以上にすることはないから。
でも、ケガしているのは会長なんだ。
「それでもダメだ。あの状態の蓮に、力を使ってみろ。今度はお前が、死ぬかもしれないんだぞ!?」
「わかってる!」
それでも、やりたいの。
このまま、ただ会長が弱っていくのを待っていられない!
陸を睨み返した。
力を使うことを陸に話したのは、この人にも覚悟していてほしいから。
あの場でやろうと思えば、すぐにできたけど。
あたし自身、息を引き取る可能性だってある。
陸の顔も見れないまま、話も出来ないまま逝くのはイヤだった。
「俺に、お前がまた倒れる場面を見ろというのか? この前の比じゃないだろ!?」
低くて、刺々しい声がホールに響く。
「ごめん。でも、これで死んでも後悔はないから。今やらなきゃ、絶対に後悔する」
「お前はよくても、俺はどうなる? 目の前で恋人に死なれて……平気だと思えんのか!?」
たぶん。
今まで見てきた中で、1番怒っている。
顔が本当に怖い。
自分の手をギュっと握って、拳をつくった。


