午後10時過ぎ―――。
バイトを終えて、家路を急ぐ。
夕飯は、軽く休憩時間に摂ったんだけど……疲れたなぁ。
今夜はお風呂入って、もう寝よう。
――コツコツ……
サンダルの音が地面に響く中、そんなことを考えた。
そして、何事もなく。
「ただいま~」
自宅に着いた。
その瞬間。
――ピョコピョコ
「あーちゃん、お帰りなさいっ!」
眠たかっただろうに、待っていてくれたらしい繭ちゃんが、玄関にいるあたしのところまで駆け寄ってくる。
「ただいま、ごめんね遅くて」
彼女を抱っこして、リビングに向かった。
「今日はね、とんかつだったんだよ!」
「おいしかった?」
「うん」
1日中家にいた彼女の話を聞きながら、リビングの扉を開ける。
「おかえり杏樹」
ソファーでお茶を飲んでいたお母さんが微笑んで、出迎えてくれた。
「ただいま」
そう答えて、自分の荷物を近くのソファーに置き、繭ちゃんを床に下ろした。
洗面台で手をさっと洗い、リビングに戻る。
「ご飯は?」
「食べたよ」
「そう」
お母さんとそんな会話をしながら、ソファーの前に置かれているテーブルに視線を移した。
バイトを終えて、家路を急ぐ。
夕飯は、軽く休憩時間に摂ったんだけど……疲れたなぁ。
今夜はお風呂入って、もう寝よう。
――コツコツ……
サンダルの音が地面に響く中、そんなことを考えた。
そして、何事もなく。
「ただいま~」
自宅に着いた。
その瞬間。
――ピョコピョコ
「あーちゃん、お帰りなさいっ!」
眠たかっただろうに、待っていてくれたらしい繭ちゃんが、玄関にいるあたしのところまで駆け寄ってくる。
「ただいま、ごめんね遅くて」
彼女を抱っこして、リビングに向かった。
「今日はね、とんかつだったんだよ!」
「おいしかった?」
「うん」
1日中家にいた彼女の話を聞きながら、リビングの扉を開ける。
「おかえり杏樹」
ソファーでお茶を飲んでいたお母さんが微笑んで、出迎えてくれた。
「ただいま」
そう答えて、自分の荷物を近くのソファーに置き、繭ちゃんを床に下ろした。
洗面台で手をさっと洗い、リビングに戻る。
「ご飯は?」
「食べたよ」
「そう」
お母さんとそんな会話をしながら、ソファーの前に置かれているテーブルに視線を移した。


