入ったショップには、すき間がないくらい……商品が並べられている。
その商品とは………。
「……カワイイ……」
膨れっ面だった彼女を一瞬にして笑顔にするモノ。
「……閻魔大王だぁ……!」
パッと俺と繋いでいた手を離して、杏は目の前にある巨大な“ぬいぐるみ”に抱き着く。
そのまま……スリスリと頬をくっつけて、ニコニコと笑った。
俺たちが入ったのは、ぬいぐるみを扱う雑貨屋。
店の入り口から見えた妖怪シリーズ・閻魔大王の巨大なぬいぐるみを見つけたから。
ぬいぐるみの背丈は、杏の体の首辺りまである。
マジでデカイ。
「カワイイ……」
彼女はめちゃくちゃ笑顔で、そう呟きながら、閻魔大王に抱き着いていた。
その姿の杏の方が数倍カワイイんだけど。
ようやく見れた満面の笑みに、少しホッとする。
「……抱きまくらにしたいなぁ」
ふと、そんな杏の呟きが聞こえて来た。
その商品とは………。
「……カワイイ……」
膨れっ面だった彼女を一瞬にして笑顔にするモノ。
「……閻魔大王だぁ……!」
パッと俺と繋いでいた手を離して、杏は目の前にある巨大な“ぬいぐるみ”に抱き着く。
そのまま……スリスリと頬をくっつけて、ニコニコと笑った。
俺たちが入ったのは、ぬいぐるみを扱う雑貨屋。
店の入り口から見えた妖怪シリーズ・閻魔大王の巨大なぬいぐるみを見つけたから。
ぬいぐるみの背丈は、杏の体の首辺りまである。
マジでデカイ。
「カワイイ……」
彼女はめちゃくちゃ笑顔で、そう呟きながら、閻魔大王に抱き着いていた。
その姿の杏の方が数倍カワイイんだけど。
ようやく見れた満面の笑みに、少しホッとする。
「……抱きまくらにしたいなぁ」
ふと、そんな杏の呟きが聞こえて来た。


