少し腰を屈めた陸。
――カタンッ……
教室の入口の扉に、あたしの背中を押し付ける。
目の前には、微妙な茶髪でサラサラな陸の頭。
甘えたいのかなぁ……?
疲れが溜まってる?
仕事忙しいのかも……。
相変わらず、あたしの背中と腰辺りに、腕が回されてた。
スリスリと顔を胸に押し付けられる。
甘えん坊の陸くんだ。
とりあえず……頭を撫でてやった。
さらにギューっと抱き着かれる。
……嬉しいみたい。
「何かあった?」
頭を撫でながら、問い掛けた。
陸が自ら甘えてくるなんて、かなり珍しいもん。
何かあったことは、違いない。
一定のリズムで、撫でつづけていると。
「……俺のこと……好き?」
今度は、あたしが問い掛けられた。
――カタンッ……
教室の入口の扉に、あたしの背中を押し付ける。
目の前には、微妙な茶髪でサラサラな陸の頭。
甘えたいのかなぁ……?
疲れが溜まってる?
仕事忙しいのかも……。
相変わらず、あたしの背中と腰辺りに、腕が回されてた。
スリスリと顔を胸に押し付けられる。
甘えん坊の陸くんだ。
とりあえず……頭を撫でてやった。
さらにギューっと抱き着かれる。
……嬉しいみたい。
「何かあった?」
頭を撫でながら、問い掛けた。
陸が自ら甘えてくるなんて、かなり珍しいもん。
何かあったことは、違いない。
一定のリズムで、撫でつづけていると。
「……俺のこと……好き?」
今度は、あたしが問い掛けられた。


