楽になってもらわなきゃいけないんだけどね。
陸の柔らかい髪をクシャクシャと握った。
「……寝顔だけはカワイイよね」
起きたら、閻魔大王になるけど。
クスッと笑って、イスから立ち上がる。
さてと、行きますか。
「ちょっと行って来るね」
眠ってる陸に、一応告げて処置室を出る。
近くにいた看護師さんに、少し出掛けてくることを伝えた。
点滴が終わる頃には、帰って来れるもんね。
病院を出て、バックから携帯を取り出す。
電話帳から、『北原さん』の番号を探した。
ダイヤルボタンを押して、携帯を耳に当てる。
程なくして……若い男性の声が聞こえて来た。
「もしもし?北原さんですか?」
手早く、用件を伝えた。
陸の柔らかい髪をクシャクシャと握った。
「……寝顔だけはカワイイよね」
起きたら、閻魔大王になるけど。
クスッと笑って、イスから立ち上がる。
さてと、行きますか。
「ちょっと行って来るね」
眠ってる陸に、一応告げて処置室を出る。
近くにいた看護師さんに、少し出掛けてくることを伝えた。
点滴が終わる頃には、帰って来れるもんね。
病院を出て、バックから携帯を取り出す。
電話帳から、『北原さん』の番号を探した。
ダイヤルボタンを押して、携帯を耳に当てる。
程なくして……若い男性の声が聞こえて来た。
「もしもし?北原さんですか?」
手早く、用件を伝えた。


