そして、午後からの講義が始まった。
相変わらず……。
「陸くぅ〜ん」
「陸様ァ〜」
四方八方を、女の子達に囲まれてます。
彼女らは、陸の体調の悪さに気付いてない。
……早く帰って休ませたいのに!
あたしの提案をことごとく振り切り、「講義受ける」って言って聞かない。
理由を聞いたら、「午後からの教授ら……必ず出欠を取るから」だそう。
確かに、今あってる講義の教授は毎回出欠を取る。
出欠率が、成績にも関わって来るって有名。
でも、陸なら試験だけで軽くパス出来るのに……変なところで真面目なんだからっ!
講義中だけど、チラチラと女の子達に囲まれてる陸の様子を見る。
……あーぁ。本当に大丈夫かな。
すると。
「もう〜杏樹ちゃんったら、滝本くんのこと見つめすぎィ〜!!」
まいちゃんが、あたしに向かって言った。
相変わらず……。
「陸くぅ〜ん」
「陸様ァ〜」
四方八方を、女の子達に囲まれてます。
彼女らは、陸の体調の悪さに気付いてない。
……早く帰って休ませたいのに!
あたしの提案をことごとく振り切り、「講義受ける」って言って聞かない。
理由を聞いたら、「午後からの教授ら……必ず出欠を取るから」だそう。
確かに、今あってる講義の教授は毎回出欠を取る。
出欠率が、成績にも関わって来るって有名。
でも、陸なら試験だけで軽くパス出来るのに……変なところで真面目なんだからっ!
講義中だけど、チラチラと女の子達に囲まれてる陸の様子を見る。
……あーぁ。本当に大丈夫かな。
すると。
「もう〜杏樹ちゃんったら、滝本くんのこと見つめすぎィ〜!!」
まいちゃんが、あたしに向かって言った。


