このふたりは、選択科目で零ちゃんと仲良くなり、遊ぶようになったらしい。
それで、今日あたしを紹介しようと思ったんだって。
ウーロン茶を片手に、零ちゃんが話してくれた。
ふたりは、あたしのことを零ちゃんから聞いていたらしく……話し始めてすぐに仲良くなれた。
お店に来て、1時間くらい経った頃。
「杏樹ちゃん?携帯鳴ってるよ??」
「えっ、ホントだ」
里子ちゃんが、着信音に気付いてくれる。
みんなに一言断って、部屋を出た。
人がいないところで通話ボタンを押す。
電話して来たのは、陸。
さっき事務員さんに呼ばれて、そのまま教室を出て行っちゃったから、昼休み以来に声を聞いた。
内容は、今何してんだ?といういつもの質問。
居酒屋で、女の子の友達とご飯食べてるって答えた。
それで、今日あたしを紹介しようと思ったんだって。
ウーロン茶を片手に、零ちゃんが話してくれた。
ふたりは、あたしのことを零ちゃんから聞いていたらしく……話し始めてすぐに仲良くなれた。
お店に来て、1時間くらい経った頃。
「杏樹ちゃん?携帯鳴ってるよ??」
「えっ、ホントだ」
里子ちゃんが、着信音に気付いてくれる。
みんなに一言断って、部屋を出た。
人がいないところで通話ボタンを押す。
電話して来たのは、陸。
さっき事務員さんに呼ばれて、そのまま教室を出て行っちゃったから、昼休み以来に声を聞いた。
内容は、今何してんだ?といういつもの質問。
居酒屋で、女の子の友達とご飯食べてるって答えた。


