これは私のアルバイトから始まる物語。 私が先生に恋をした物語。 でも勘違いはしないで。 不治の病だとか、家庭内暴力だとか、予想もしなかった不幸が怒涛のように降りかかるような、そんな悲劇の物語じゃない。 私はただ、先生を好きになっただけ。 笑って、泣いて、呆れて、怒って。 面倒くさいと思っていたそんな感情が生まれた、私の、先生への恋心の物語。 キラキラと、ふわふわと、毎日が、一秒一秒が、楽しくて仕方なかった、毎日の物語。