キーンコーンカーンコーン 午後の授業開始を知らせるチャイム。 あたしは屋上にいた。 「……ぅ…っ」 まだ止まらない涙。 授業はサボるしかない。 「翼くん…」 今までずっとずっと 片想いだったんだ… 一度でも、好きになってもらえなかったんだな… 深く吐いたため息は、屋上に響くことなく消えていく。 ダメだ。 まだ1ヶ月ちょっとなのに。 こんなに深くハマってたなんて… 「……大好き…なのに…ぃ…」 この気持ち…伝わってほしいよ…… .