はぁ…やっぱりダメだったか。


あんまり話したこともなかったし…当然かぁ。



「ごめんね、北原くん。いきなり告白なんかして。」



じゃ…と走って帰ろうとしたとき…




「待て。」


「へ…?」



ガシッと掴まれた腕。

ドキリと心臓が跳ねる。


な、ななな…!!?///



「今の、もう一回。」


「ぇ…」


「さっきの告白、もう一回。」



え、えぇ!!?///

断られるのに、もう一回!?



北原くんが何を考えてるかわからなくて…

でも、そんな風に見つめられたら……


深く息を吸ってから

口を開いた。




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