二人、少しだけ距離が近づいた気がして 繋いでいた手に力がこもった。 「ぁ、孔雀だ!!!」 しばらく歩くと、見えてきた檻。 その中には、5羽くらいの孔雀が佇んでいた。 「うわ…なんかオーラが素敵。」 「……」 「……」 あたしが黙ると、途絶えてしまう会話。 つい、無言になってしまうのは 今朝お兄ちゃんから聞いたジンクスの所為で… “一生愛し合っていられる” そんなありきたりなジンクス、信じる人がバカみたいだけど ジンクスにも頼りたいくらい、翼くんが好きなんだもん。 .