「ごちそうさま。雪、皿」 陸ちゃんが食べ終わった私の前に手をだす。 「え?」 「何?まだ食べる訳?太るよ」 「食べないよ!!」 そう言って私は陸ちゃんに空っぽのお皿を渡す。 陸ちゃんはお皿を取って洗い始めた。 「あ、私やるよ?」 「いい。座ってな」 「でも……」 「いいから」 「…じゃぁ、お風呂洗う……」 「あぁ」 私はリビングを出て、お風呂場に行った。