「魔法で追い払ったんだろ?ならそんなにさわぐなよ…」


執務室で手紙を読んでいた陛下は目線を手紙に移した


「それが…魔法が聞きませんでした」



「なに?」



綺麗な顔立ちをした2人が眉を曲げてめをみていた


「魔法がきかない?なぜだ?」


「強い何かに…跳ね返されてしまいました…」


陛下は手紙を置き掛けてあった剣をもち部屋を出ていく


「陛下!?」


「騎士を呼べ。いくぞロキ」


「はっ!」