後ろにいるリースも首を横にふっていた


「そうか…だそうだ。ロキ」


「いえ…ですが…」


ロキは納得いかなかった
“娘はここにいる”と…
心で思っていた



「リース?…何をしているの?」


話がおわるころ唯はタイミング悪く居間に来てしまった



「えっ!?」


「リース?」


リースは一瞬目を疑った
さっきの娘とは違う感じがした


―なんだろ…この娘…またさっきとは違うような