「麗ちゃん・・・。麗ちゃんが小学生の時、自分の親の行方を私に聞いたわよね?」

私は静かにうなずいた。

「そして、中1。自分は道路にいたことを教えたわよね?」

・・・そうだった。あの日だ・・・。