先生はそう言って、私を裏庭につれていった。 「麗ちゃん・・・。お父さんとお母さんは、ちょっと・・・遠くに行っているのよ・・・。だから、いい子にしてようね?」 今考えればウソだって分かる。 でも私はこの言葉を信じてた。