トイレを出て教室をに向かおうとしていたそんな私の前に現れたのは鮎沢先輩



「結城さん」


「あゆ、ざわ先輩…」


「俺との事考えてくれた?」


「あ、えとっその…」



返事…返事しなくちゃっ…


私は夏樹が好きだから


それだけは確かだから!



「あの!!私っ」


鮎沢先輩に返事をしかけたときに夏樹が走って現れた



肩で息してる…



「奈緒に何の用だよ!?」


「君に関係ある?結城さんを泣かせたくせに」


「なっ……、クソっ!」


「夏樹…」



黙りこんでしまった夏樹にてを伸ばしたら、悲しそうな顔をした夏樹に振り払われてしまった