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「あのバカ…、本当どこ行ったんだ?」
さっき智士が走ってった方向は、図書室とは真逆だからもう既に着いているとは考えにくい。
「…しょうがない。片っ端から探してくしかないか。」
確かアイツ…
「階段の方に走ってったよな…」
ってことは二階に行ったかな?
いや、でもまだ一階にいたら面倒くさいし…
そんなこんなで頭を抱えながら地べたに座り込んでみた。
「先に一階から回ってくしかないのかー?」
そう決めて立ち上がろうと顔を上げたとき。
「ゲッ…!!」
岩下がいるー!!
まだ距離があるからか向こうは気づいていないが、早いとこ隠れておこう。
そう思い横にあった掃除用具箱に入った。
カツカツ
「…ったく。さっきの奴は一体誰だったんだ。授業中にうろちょろするなんてけしからん。
あそこでしっかり追いかけていれば捕まえられたんだろうが…」
…ん?
もしかして智士の事だろうか?
いや、絶対そうに違いない。



