君と過ごした日々




「だってウザイんだもん♪」

満面の笑み。

「ウゼェのはてめぇもだァァァァァァァ!!!!」

そう叫びながら智士は突っ込んでくる。


前が無防備すぎる。

うちはとっさに屈んで智士の懐に入り込み、

鳩尾を食らわしてやりました。


「…ッ……!?」


痛みでうずくまる智士。


「あれれー?威勢がいいわりには大したことないんだねー?」

「…ッてめぇ…手加減を…ッ…知らねぇのかッ!!」

途切れ途切れに苦しそうに言葉を紡いでる。

…なんかダサ(笑)

「いいじゃん、別に。」

うちに逆らおうとした罰だッ!!


その様子を黙ってみていた佐光が唐突に、

「…よし、お前はやっぱバレー部に来い。」


……。

「はぁ?
いや、訳分かんねぇし。
うち吹奏楽部入ってるし。」


「そんなことは知ってる。
ただお前のような俊敏性と判断力を兼ね備えてる奴がいれば、この中学校の女子バレー部ももう少しましなプレーが出来るんじゃないかと思ってな。」


「無理。智士を演劇部に入れさせるぐらい無理。

うちは音楽が大好きで、自分で思う音楽を仲間と一緒に創りたくて吹奏楽部にはいったんだし。」

まぁ、バレー部には里桜が居るから嫌っていう理由もあるけど。