ロイド達の居るトレンカよりも海を跨ぐ遥か南方、自然の豊かな無人島セイレーヌ。

「はぁ……、はぁ……っ」

そこには月明かりにも負けぬ太陽のような髪を垂らし、大きな木に体重を預け佇む少女。

「ロイド君……」


悲しみに陰るその横顔は、何を思うのか。



「なんでこうなるかなぁ……」