リア恋は蜜の味











試合が終わってすぐ、






あたしは先輩のいるロッカー室へ急いだ。






「先輩!」




勢いよくあけた扉には、
『男子ロッカー室』


そう書かれていたけど、



いまはそんなこと




気にもかけていなかった。