君の笑顔を照らした花火

「おっ、小学生なのに彼氏が居るのか?」

「居るわけ無いだろ!」



章弘が楽しそうに言ったセリフに、思わず俺は怒鳴ってしまった。

そう、美雪は1人じゃなくて、男の子と一緒だった。

しかも、なんだか楽しそうな感じで……。



「まぁ、ただのクラスメートだろ? なぁ?」

真佐志がそう言って、俺の背中をポンと叩いた。


ハッとする。

章弘を見ると、普段あまり怒ったりしない俺が怒鳴ったから、目をパチクリしていた。



「あっ、ああ……そうだな。ほら、帰るぞ」

俺は誤魔化すようにそう言って、歩き始めた。



そうは言ったものの。



さっきの光景が頭を離れない。