いつの日か、God GAMEをプレイしてよかったと思う日は来るのだろうか?
たくさんの被害者を出し、国どころではなく、地球を震撼させたゲーム…
狙いは、確か生け贄の確保だった…
《現世で、もう一つゲームが起きるかもしれない。
いつ起きてもおかしくない状況だ。》
ゼウスが僕に言った言葉だ。
生け贄は足りなかった。
でも…
黒幕は倒した…
もう、大丈夫さ…
きっと…
そういえば、今現在、僕は三人いるんだっけ…
SorceryGameを体験した僕と、God GAMEを体験した僕、そして、本当の時間を生きる僕。
こんな魔法みたいなことが起きている。
やっぱり、生きるっていい事だよ…
ピ────────────!
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崩壊度
100%
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ゴッドワールドが崩壊する…
僕は、アテネの掌にあるヘルメスの光に手を突っ込んだ。
《さようなら。》
僕は、光に吸い込まれ、真っ白な世界に立っていた。