「麻衣…」
「…」


俺の姿に気付いた麻衣。
成人になった麻衣。
でも…今も昔も変わらないんだ。
誰かが手を差し伸べないと動かないのが麻衣なんだ。

連絡も1つのボタンすら押せば出来た。
だけど、お前の声を聞くと、今すぐに会いたいって思っちゃうから…我慢した俺。


いっぱい言いたいことがある。
好きだよも愛してるもごめんも言いたいけど…

麻衣?


結婚してくれ…