むか〜し、昔、あるところにジーさんとバーさんがいました。
2人の間には一寸法師という一人の息子がおりました。


村の少年A:次何して遊ぶ!?

一寸法師:かくれんぼしよっ!!

村の少年B:ええーっやだよ。一寸法師、ちっちゃくて見つけられないんだもん

村の少年A:んじゃ、中当てやろうっ!!

一寸法師:うん。いいよ

村の少年B:よしっ!!絶対に負けんぞっ!!


説明しようっ!!中当てとは、大きな四角形を地面に書き、その枠の外に2人。後は全員枠の中に入る。その後、外の2人が中のヤツらにボールを当てて、当たったらその当てられたヤツは枠の外に出るという、しょーもない遊びである。ちなみに枠の外に出たヤツは中のヤツにボールを当てる行為に参加でき、中のヤツがいなくなるまで続けるのだ

村の少年AとBが枠の外。他の一寸法師を含めた4人が枠の中である


村の少年A:よ〜しっ!!まずは、お前だっ!!えいっ


村の少年Cがボールに当たり、枠の外にでる。残るは一寸法師を含めた3人である。


村の少年B:次は枠の外にいるヤツらのトリプルプレーだっ!!狙いは一寸法師っ!!

村の少年C:おっしゃっ!!当てるぞ〜っ・・・って、あれ!?一寸法師は!?

村の少年A:え!?さっきまでそこに・・・

村の少年D:おい・・・

村の少年E・・・お前・・・一寸法師踏んでるぞ(ガビーン!!)

村の少年E:え!?(足を上げる)ああーっ!!ホントだっ!!踏んでたっ!!

村の少年B:うーわっペラっペラになってるよ


一寸法師はいつまでたっても大きくならなかったのだ。