ブルー

段々薄れていく視界の中で、息を切らして、あたしをしっかり抱きしめる愛しい人。


あたしは必死で空に抱きついた。

もう、離したくない。


誰よりも輝いていて、誰よりも大切な人。


「おっちゃんに任せられるわけないやろ」


その言葉が耳に届くと、あたしは安心して、意識を手放した。