クルッと振り向いた果歩が至近距離でじっと睨む。
「反省、してないでしょ?」
「してるよ」
「嘘つき」
「嘘じゃないって」
向き合った果歩が俺の頬を引っ張る。
俺はそんなそぶりに笑いながらも目の前の胸に顔を埋めた。
ドクドクと落ち着きない鼓動に何度もキスを落として抱きしめる。
「果歩、胸でかくなった?」
「ちょっ、話しそらさないで!」
怒りながらポカポカと頭を叩かれたけど、構うことなく口づけを落とす。
「気持ちいいな」
「もうっ!」
「こら、あんま動くと落ちるぞ」
果歩の背中を持ち上げ、俺の上へと持ち上げた瞬間、とても切ない表情で見下ろされた。



