って、納得してる場合じゃないな。
つーかこれはもはや三者面談ではなく、呼び出しと言うのでは?
「あの、それは確かなんですか?もうどうにもならないんですか?」
さすがにこれはまずいだろう。
どう考えてもまずいだろう。
できることなら高校ぐらいは卒業してもらいたい。
気を取り直した俺は切実な思いで言葉を向ける。
て言うか、これじゃあ心理学の勉強どころじゃないじゃないか。
それ以前の話し。
「どうなんですか?」
なんとしてでもそれだけは阻止したい。
そう思いながら再び視線を向けると、少し救いにも似た言葉が返ってきた。
「はい、実は私もそのことでぜひご相談したいことがありまして」
「っていいますと?」
「先日教頭とも話しあったんですが、夏休みの間の1カ月、補修授業に出てもらいたいんです」



