☆★☆(SS完結)


正直少しイライラしていた。


この状況に。


さっきから言い訳一つしない果歩に。


同じクラスメイトだからといって、必要以上に親しげなこの2人の姿に俺の眉間に皺が寄らないわけがない。


一体彼とはどういう関係なんだ。とか。


それ以前に果歩に隠し事をされていたという事実にショックを隠しきれない。



「言い訳の一つもないのか?」


「っ……」


「何で俺に一言言わなかったんだ」



どうして内緒にしてまでバイトを?


なぜ俺に話してくれなかったんだ。


バイトするならするで一言言ってくれたなら、こんなモヤモヤした気持ちにはなってなかったのに。