☆★☆(SS完結)


果歩?


聞き慣れた声に慌てて我に変える。急いで扉を開けた瞬間―…



「お願い助けてっ!」



血相を変えた果歩が中に飛び込んできた。


そしてその後ろには何故か見知らぬ男と…、よく見ると紺色の制服を身にまとった警察官。


………警察??



は?と声を発する間もなくそのまま警察官が俺の前に名乗り出た。



「夜分遅くに失礼します。あなたがこの子の保護者の方ですか?」


「え?」


「西浜警察所ものです。突然ですが至急診てもらいたい患者が一人居るんですが」



そう言って目の前の警察官が少年を抱きかかえながら目を向ける。


「事情は後でお話します。とりあえずこの子を治療室へ」