……大事な話し?
一瞬そこに疑問を感じた俺だったけれど。
「ふ~ん」
ま、特にそんなに気にすることもないだろう。
そう勝手に解釈をして、果歩にプリントをやんわり返した。
「で、それはいつなんだ?俺が出席した方がいいんだよな?」
「あ、うん、まぁ……」
て言うか普通そうなるよな。
仮にも一緒に暮らしてるのはこの俺で、例え恋人であっても果歩はまだ未成年。
他に頼れる身内もいないし。
この俺が保護者変わりをするのは当たり前のことだ。
「で、いつ?」
「えっとそれが今週の土曜日なんだけど…陽生仕事だよね」
「え?今週の土曜日?」